ICLS研修会を行いました
ICLSとは、医療従事者のための蘇生トレーニングで
「突然の心肺停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を
習得する事を目標として、講義後、少人数のグループに分かれて
実際に即したシュミレーション実習を行いました。
突然の心停止を生じた人の予後は、
倒れてからの10分間の対応で決まってしまいます。
病院スタッフ誰もが標準的なスキルとして
心肺蘇生の技術を身に付けておく必要があります。
参加者は43名でBLS、気道管理および挿管、除細動器の使用について
カテゴリーに分けて行いました。
BLSは発見時の意識確認からの全体の流れおよび胸骨圧迫のポイント、
除細動器は基本的な操作方法(接続から放電までの操作方法)、
気道管理は気道確保の方法おびBVMの理解について
焦点を当てて行いました。
最初は緊張していたスタッフも目の輝きを増し達成感のある顔で
終了することができました。
病院職員全員が質の高いCPRを実践できるよう
繰り返しシュミレーション実習を計画していきたいと思います。