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就労支援

2024.4 就労支援プログラム スタート

この度、下関リハビリテーション病院で新たに就労支援プログラムを開始することになりました。
就労支援とは「脳疾患の治療後に、手足の麻痺や言語障害あるいは記憶力低下や集中力低下等のため、治療後直ぐには仕事に復帰できない方」に対して、能力の評価や強化はもちろんの事、本人や家族同意の元、職場との連携や必要に応じて退院後も外来リハビリでのサポートを行っていく等、復 職に関する支援を行います。また、比較的症状が軽くても、すぐに復職を行っても大丈夫かなど、不安が残る方に向けた、評価のみを行う2週間プログラムも準備しております。

4つの課題を評価

装着者の意思に従ったHALのアシストで筋負荷を軽減
1.毎日の生活を、独りで滞りなく行う機能を評価します。
・洗濯物を干したり、料理を作ったり、銀行に行き、ATMの操作をしたり、買い物に出かけたりする動作となります。
2.通勤に必要な歩行能力、満員電車の中でも、座っていられるバランスと体力を評価します。
・実際に屋外にいき、横断歩道を安全に渡りきることができるかや、電車やバスに安全に乗車できるバランス能力があるかなどをみていきます。
3.事務作業のための、細かい手の動きを評価します。
タイピング動作やパーデューペグといって手指の細かな動きを確認する検査を行います。
4.発症前の仕事を、以前と同じように誤りなく、時間内に終わらせるには、理解力、発信力、集中力、記憶力、応用力、予想外の出来事に対する判断力などの脳の動きが重要となります。様々なテス トを行い評価していきます。

対象患者さん

対象となる患者さんは
①当院にご入院されている方
②脳血管障害を患っている方
③復職意欲が高い方
以上の3点に該当する患者さんを対象に支援を行っていきます。
就労支援はまだ始まったばかりではありますが、今後は対象者の拡大も考えております。
何かお困りの場合、まずは当院、医療連携室まで就労支援についてお気軽にご相談頂ければと思い ますので、よろしくお願いします。

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