院長ごあいさつ

　当院は、1974年（昭和49年）4月1日「カマチ医院」として開設した後、2001年（平成13年）4月1日に名称を「下関リハビリテーション病院」と改め、地域に密着し、地域の皆様にリハビリテーションを提供する病院として、現在に至っています。
　超高齢化社会を迎えつつある今日、リハビリテーションは、患者様が機能回復・自宅退院・社会復帰を目指すにあたって欠くことのできない治療手段となっています。
　そのような状況のなかで、私共はさらに、「切れ目のないリハビリテーション」の実現を目標としています。そのためには、急性期治療終了後できるだけ早くリハビリテーションを開始し、入院リハビリテーション終了後は外来通院リハビリテーション、あるいは訪問リハビリテーション、そして通所リハビリテーションといった手段でリハビリテーションを継続する、といった一連の流れの確立が必要です。そういった目標を持ち努力することで、高齢化社会を迎えた地域の医療に貢献できるものだと信じています。
　私共は、当院の基本理念である「手には技術、頭には知識、患者様には愛を」を忠実に守り、基本方針である「1.質の高い医療、2.チーム医療、3.地域医療」を念頭に置き、患者様の生活の質の維持・向上と安全な生活の獲得・継続ができるように、常に研鑽・努力を惜しまない所存であります。