家族教室を行いました
11月10日に「認知症」をテーマに家族教室を開催しました。
入院患者様のご家族にも多く参加して頂きました。
認知症有病者は「2025年問題」と言われる平成37年には、
約700万人(65歳の高齢者の5人に1人が認知症を呈す数)に
のぼると推計されています。
認知症を患うご家族の方を、
在宅でケアしていく機会も増えてくると思われます。
認知症とは、認知機能の低下によって、
自身が置かれている状況に上手く折り合いをつけられなくなる状態を
指します。
今回は、認知症の患者様がどういった不安や混乱の中で
生活しているかが理解できるような内容も盛り込みました。
認知症の「人」を正しく理解し、
日々のケアに当たり、またそれをご家族の方にも伝達していくことの
大切さをあらためて実感することができました。
作業療法士 仲村 康樹