特別講演会「大腿骨近位部骨折について」を開催しました
特別講演会「大腿骨頸部骨折について」に参加して
令和元年11月29日に、関門医療センター医師の栗山龍太郎先生と
医療ソーシャルワーカーの大羽智也先生をお招きして、
大腿骨近位部骨折と骨折予防について講演を行っていただきました。
講演では、実際の症例画像を通して大腿骨近位部骨折の基本知識を
非常に分かりやすく教えていただきました。
また、その骨折の背景には骨粗鬆症が関与している可能性も高く、
次の骨折を起こさないために骨粗鬆症に対しても
目を向けていくことが重要とのことでした。
高齢者の骨折の3人に1人は骨粗鬆症が影響しているとも言われているそうであり、
我々も骨折の患者様と関わる際には
骨粗鬆症に対する治療にまで視野を広げていかなければならないと
改めて感じることができました。
大腿骨の骨折で当院に入院される方も非常に多いため、
その方々が次の骨折を起こすことなく日常生活を送っていただけるよう、
今後も職員一丸となって頑張って参りたいと思います。
リハビリテーション科 理学療法室
主任 北野 貴士