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2020年6月

下リハペンリレー8(PCR)

こんにちは。

下関リハビリテーション病院で医師をしています、多田建智です。

まだまだ世の中、新型コロナウイルスに振り回されていますが、

どうも医学的に正しい事と経済学的に正しい事の両面から

物事は判断する必要がありそうです。

 

さて、すっかり有名になったPCR。

Polymerase Chain Reactionの略ですが、ポリメラーゼというのは元々、

生物がその遺伝情報(RNA・DNA)を増やすのに必要な酵素(蛋白質)です。

ちなみにコロナウイルス(生物?)はRNAウイルスですが、

ウイルスや細胞が増殖する際にそれを使います。

検査でもこの酵素を用いてRNAやDNAをコピーして増やし、確認しています(図1)。

図1(bio-rad.comより引用)

 

PCR法を思いついたのはキャリー・マリス(図2)というアメリカ人ですが、

彼女とのデート中だったそうです。

これで彼は1993年にノーベル賞を受賞しますが、

授賞式に同席したのはまた違う女性だったと言いますから、

何とも微笑ましいというか何というか・・・。

図2(amazon.co.jpより引用)

 

浄土宗の法然上人の言葉に、

「学問は、初めて見たつるは極めて大事なり。師の説を伝習するは易きなり。」

というのがあります。

学問は、初めての閃きや発見が大事で、

他人が言った事をそのまま伝えるのは大した事ではないという意味です。

今のこの私の文章も、どこかから得た知識でしかないので恐縮です。

今の時代、ググる事で色々な情報が入ってきます。

もちろんそれが全てではないし、正しいとも限りませんが、

情報(知識)を正しく判断し、世の中が正しい方向に進んでくれる事を願うばかりです。

 

【次回は、副院長 小川先生にバトンタッチ!】

下リハペンリレー7(マタニティーバッジ)

こんにちは、事務部 課長 宮﨑です。

 

緊急事態宣言解除後、いかがお過ごしでしょうか。

 

コロナウィルスに「終息」という言葉はあてはまらず

「共存」がより近いと判断され、

「新しい生活様式」と題した3密を回避する様々なガイドラインが専門家より提言されました。

 

また、6/1には終息を願い全国で一斉に花火が打ち上げられ

全国民の願いが夜空に大輪の花を咲かせました。

 

 

そんな中でも新しい命を授かる方も多いのでは。

 

安定期に入るまで公表を躊躇する妊婦さんも多いと思いますが最も大切な時期ですよね。

 

そこで!当院でも大切な時期を皆で暖かく見守っていくために、

マタニティーバッジを作成しました。

(このワッペンの使用については、厚生労働省に使用報告書を提出しています。)

 

付ける時期や外す時期は妊婦さんに一任しますが、このマークを見かけた皆さん!!

どうか暖かく見守ってくださいね。

 

【次回は、医局長 多田先生にバトンタッチ!】

下リハペンリレー6(バースデーカード)

皆様、こんにちは(^^)

医療連携室所属 副院長の林です。

 

日頃は、御紹介いただいた患者様にご挨拶がてら市内の病院を訪問し、

当院の入院手続きなどを説明させて頂いています。

しかし、ここ3ヶ月は感染拡大防止のため、

すべての病院が面会禁止となり、

当然ながら私も訪問できなくなりました。

また以前の様に訪問できるようになる日を楽しみに待っているところです。

 

さて、当院では、ずーっと前から(多分20年くらい前からだと思いますが…)

入院中にお誕生日を迎えた患者様にバースデーカードを送っています。

スタッフからのお祝いや応援メッセージが書かれており、

患者様にとても喜んで頂いています。

 

先日、遠くにおられる御家族から、当院ホームページのお見舞いメールを利用され

お誕生日のお祝いメッセージが届きました。

そこで、こちらからもバースデーカードや患者様の笑顔いっぱいの写真、

リハビリの様子などをお送りしたところ、

御家族にもとても喜んで頂きました。

患者様や御家族の笑顔や”ありがとう”の言葉から、

また私達も元気を頂いています。

今後もずーっと続けていきたいと思っています。

 

P.S.ついでにコマーシャル!当院ホームページのお見舞いメールもどうぞ御利用下さい。

 

お見舞いメール(←クリックでお見舞いメール申し込みページへ)

 

【次回は、事務部 宮﨑課長にバトンタッチ!】

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