下リハペンリレー15(月のお話)
『月のお話』
こんにちは、リハビリテーション科 理学療法室 主任 荒木です。
朝、晩と寒くなってきて、秋真っただ中です。
秋は空気も澄んでいるせいか、夜空を見上げると、とてもきれいに月が出ています。
月といえば、日本では、月の模様は、『もちをつくウサギ』として知られています。
私も、幼稚園児のころ、たまたま帰省中の車で満月をみて、母親に「月にウサギが居た!」と興奮しながら報告したことを覚えています。(私にもかわいい子供の時代があったようです...)
先日、私の小学生の息子に、私の幼稚園時代と同じように「月にウサギが居た!」とかわいく答えてくれると思い、「月のウサギを見たことある?」と尋ねたところ、「見たことない、バラバラの模様が見えた」との事。
そんなばかな、と思い、原因を調べてみたのですが、月の模様は、一晩で180度近く回転し、ウサギに見えるのは、夕方、月が東の空にある時だそうで、どうやら、息子は遅い時間の月しか見たことがなかったよう...。
今度、ウサギの見える時間に月を見せなければ。
ちなみに海外では、どのようにみられているかも調べてみました。
日本と違い、『かに』や『本をよむおばさん』、『吠えるライオン』など、いろいろなものに見えているようです。
人間の想像力ってすごいですね。
海外旅行に行かなくても、月の模様は、一晩で180度近く回転したように見えるので、タイミングが合えば、日本でも、海外で見られるような、模様が見えるかもしれません。
まだまだ、新型コロナウイルスで以前のように自由に動けないですが、こんな時こそ、家族で、ちょっと夜空を見上げて、月の模様が何にみえるか想像しあってみてはいかがでしょうか。
寒いので、防寒対策は万全に。
【次回は、看護部 4階病棟 田中師長にバトンタッチ!】