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下リハペンリレー11(職場の環境づくり)

病棟師長の岡本です。

 

私は仕事をする上で「整理」「整頓」を意識し、部署内を清潔に保てるよう心がけています。

 

毎朝の日課として、デスク周辺や病棟内の拭き掃除、整理をすることから1日が始まります。

職場内を整理し、清潔を保つことで、業務効率も上がり、雰囲気も明るくなります。

 

当たり前のことですが、スタッフの多い現場で、これを徹底して行うのはかなり大変なことです。

今では、物品の収納も、細かく整理しているうちに、スタッフも同じように整理して直せるようになってきました。

 

美しい職場の環境づくりを、今後も継続して行っていきます。

 

【次回は、医療連携室 上野主任にバトンタッチ!】

下リハペンリレー10(リハビリの風景)

『リハビリの風景』

 

今年はコロナの影響で、生活スタイルも大きな変更が必要な状況となりました。

毎年、嫁が旅行計画をたて、出不精な私を外に引っ張り出してくれていましたが、今年は旅行も困難となりました。

自宅でTVゲームをしたり、近所へ買い物に出かけたりと家族でゆったりとした生活を送っております。

 

さて、病院では面会制限や外出制限もあり、入院患者様におかれましても様々なストレスを抱えられています。

その中で、少しでも早く日常生活に戻れるようにリハビリに励まれており、私たちもそのお手伝いをさせてもらっています。

平行棒やマシン、リハビリに使用する道具等は、使用前に必ず消毒をした上で実施しております。

自宅に帰るためには、移動が安全に行えるだけでなく、お風呂やトイレ、調理など日常生活に関わる動作においても安全に実施できる様になる必要があります。

 

【調理訓練の様子です。管理栄養士も立ち会う事があり、安全な動作だけでなく調味料の使用量や食材の選択など栄養指導も行っています。】

 

病室内だけでなく、少しでも気分を変えて、デイルームや廊下など外の様子が見える様な明るい場所でリハビリを実施しております。

 

【病棟でのリハビリ風景。周りから患者様の笑い声もたくさん聞こえます。】

 

リハビリスタッフは元気いっぱいです。

患者様から「あんた達は元気がありすぎる」「声が大きすぎる」など時折叱られる位です(笑)。

しかし、大半は「元気を分けてもらっている」「声が大きくて聞こえやすい」などお褒めの言葉を頂いています。

今後も、暖かい目で見守って頂ければ幸いです。たくさんの元気を患者様に届けます!!

 

リハビリテーション科 饗場 智暁

 (写真は全て患者様より同意を頂き掲載しています。)

 

【次回は、看護部 2階病棟 岡本師長にバトンタッチ!】

下リハペンリレー9(奇跡の歯医者さん)

『奇跡の歯医者さん』

 

 私は約10年前に手足が不自由になって以来、ドイツ製の最高級(!)電動歯ブラシを使い始めました。

そのおかげで歯の表面は驚くほどツルツルになり、歯茎との間から出血することもなくなりました。

 

しかし、そこには重大な欠点が隠されていたのです。

 

6年間ほど歯医者さんに行ってなかったのですが、先日、奥歯の詰め物が突然ボロッと取れてしまいました。

仕方なく歯医者さんに行ったところ、何と17本もの虫歯が見つかったのです。

歯間ブラシを使っていなかったため、歯と歯の間がことごとく虫歯になっており、さらに金属製の詰め物をしていた奧歯は詰め物の奥が虫歯になっていたのでした・・・。

 

 ちなみに私は歯医者さんが大嫌いです。

その理由は、麻酔の注射の痛み、歯を削る音、神経に触ったときの激痛、1本治療するのに何度も通わないといけないなど数え上げればキリがありません。

 

歯の治療は私にとって一種のトラウマでした。

 

 

さあどうしたものかと悩んでいたところ、松山の学校に通っている息子から電話があって、自分が通っている歯医者さんは全く痛くないとのこと。

 

半信半疑でその歯医者さんに電話をしてみると、麻酔の注射は痛くないこと、4日あればほぼ全ての虫歯を治療できる事、さらにバリアフリーで車いす用のトイレもある事を告げられました。

 

北九州の歯医者さんに片っ端から電話をして確かめたところ、どこにもそれに匹敵するところはありませんでした。

 

意を決した私は松山に行く決心を固め、4日連続で予約を取り、病院には夏休みを頂いて松山へ向かいました。

 

 第1日目、診察台に乗せられた私は麻酔の注射に怯えていました。院長先生の「ちょっと痺れまーす」の声に続いて注射がチクーーーッと。

あれっ痛くない??極細の針を使っているため全く痛みを感じないとのことでした。

 

さらに口を開け続けていると顎が痛くなるのですが、開口器を使用するためその苦痛もありません。

 

さらにさらに、虫歯を削り歯根の治療を終え、歯の型取りをして待つ事20分、なんとその場で義歯が出来上がりました。

きちんと接着し微調整して約3時間の治療が終了。この日だけで4本の虫歯治療が終わりました。

 

さらにさらにさらに、治療中も喉に水や唾液が貯まらないように上手に吸引してくれるので、この長時間の中でうがいをしたのはたったの3回!!

全てがあり得ない体験です。

 

あまりにも痛くないため4日目には不覚にも治療中に寝てしまっていました。

 

結局4日間で合計15本の虫歯治療を終え、丁寧に感謝の意を伝え大満足で私の夏休みは終わったのです。

 ちなみに現在は、歯間も磨けるらしい(?)超音波付きの日本製超最高級(!!)電動歯ブラシで毎日ブラッシングしています。

今回は「奇跡の歯医者さん」のお話でした。皆さん歯間磨きは大事ですよ。

 

医師 小川 浩一

 

【次回は、リハビリテーション科 饗場係長にバトンタッチ!】

体温測定とアクリル板の設置

オレンジvol.28(2020年 夏)

オレンジvol.28(季刊誌)です。

詳細はこちら(PDFファイルが開きます。)

8月31日よりMRI委託検査を再開します

現在中止しているMRI撮影

 

8月31日より午前中のみ再開いたします。

 

予約・お問い合わせTEL083-232-5811

 

よろしくお願いいたします。

下関リハビリテーション病院

8/30(日)入館禁止のお知らせ

当院が8月30日(日)救急当番日となっております。

感染対策を考慮いたしまして受診目的以外は入館禁止

させていただきます。

その為、終日荷物の受け渡しも出来ません

ご協力とご理解の程よろしくお願い申し上げます。

本日7月27日よりMRI委託検査を中止します

委託・紹介によるMRI撮影

7月27日より当面の間、中止いたします。

現在予約されてる方につきましては予定通り撮影致します。

 

再開の目途がたちましたら、

改めてお知らせいたします。

 

ご理解とご協力の程、

よろしくお願い申し上げます。

 

お問い合わせTEL083-232-5811

下関リハビリテーション病院

7/27(月)~面会禁止

下関市内でコロナウィルス発生致しました。

感染経路不明な方も発生しており7月27日(月)より面会禁止といたします。

感染防止対策の一環ですのでご理解、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

下リハペンリレー8(PCR)

こんにちは。

下関リハビリテーション病院で医師をしています、多田建智です。

まだまだ世の中、新型コロナウイルスに振り回されていますが、

どうも医学的に正しい事と経済学的に正しい事の両面から

物事は判断する必要がありそうです。

 

さて、すっかり有名になったPCR。

Polymerase Chain Reactionの略ですが、ポリメラーゼというのは元々、

生物がその遺伝情報(RNA・DNA)を増やすのに必要な酵素(蛋白質)です。

ちなみにコロナウイルス(生物?)はRNAウイルスですが、

ウイルスや細胞が増殖する際にそれを使います。

検査でもこの酵素を用いてRNAやDNAをコピーして増やし、確認しています(図1)。

図1(bio-rad.comより引用)

 

PCR法を思いついたのはキャリー・マリス(図2)というアメリカ人ですが、

彼女とのデート中だったそうです。

これで彼は1993年にノーベル賞を受賞しますが、

授賞式に同席したのはまた違う女性だったと言いますから、

何とも微笑ましいというか何というか・・・。

図2(amazon.co.jpより引用)

 

浄土宗の法然上人の言葉に、

「学問は、初めて見たつるは極めて大事なり。師の説を伝習するは易きなり。」

というのがあります。

学問は、初めての閃きや発見が大事で、

他人が言った事をそのまま伝えるのは大した事ではないという意味です。

今のこの私の文章も、どこかから得た知識でしかないので恐縮です。

今の時代、ググる事で色々な情報が入ってきます。

もちろんそれが全てではないし、正しいとも限りませんが、

情報(知識)を正しく判断し、世の中が正しい方向に進んでくれる事を願うばかりです。

 

【次回は、副院長 小川先生にバトンタッチ!】

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