看護部 一覧
いよいよ全国的に遅い梅雨入りとなりそうですね。
当院では一足早く梅雨入りしております。
各病棟のデイルームには紫陽花が満開です。
歩行訓練で通る通路にはカエルや立体的な紫陽花を…
患者様の病室の小窓には傘やカタツムリを飾って、ベッドで休息している時もチラッと見える様、工夫した飾りつけがされています。
そして、患者様やご家族様が立ち寄られるスタッフステーションでは可愛いてるてる坊主がお出迎え致しております。
当院にご入院の期間中も、ご自宅で過ごされている時の様に季節を感じて頂けたらという思いを込めて。
次はどんな飾りつけになるか職員間でも楽しみにしております。
梅雨が終わったら暑い夏がやってきます。
気温の高い日々が続きますので皆様も体調の変化にお気を付け下さい。
看護部長室クラーク 綾部
『看護の日』とは、
看護職の社会的地位の向上や看護業務の重要性について広く一般社会に理解を深めてもらうことを目的に制定された記念日です。
この日は、看護の聖人とされるフローレンス・ナイチンゲールの誕生日である5月12日にちなんでいます。
当院でも、5月13日、14日と2日間で入院患者さんに、受け持ち看護師からメッセージカードをお渡ししました。
大王製紙「贅沢保湿」の高級BOXティッシュに添えて・・・
受け取られた患者さんは・・・
「ありがとう」、「リハビリ頑張る」、「高級ティッシュだ、うれしい」と、大反響!
患者さんに看護の日を知っていただける良い機会となりました。
協賛いただきました大王製紙株式会社 様 ありがとうございました。
看護部 看護部長 三澤
21世紀の高齢社会を支えていくためには、看護の心、ケアの心、助け合いの心を、私たち一人一人が分かち合うことが必要です。こうした心を、老若男女を問わずだれもが育むきっかけとなるよう、旧厚生省により、「看護の日」が1990年に制定されました。市民・有識者による「看護の日の制定を願う会」の運動が、きっかけでした。
近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日に制定されました。1965年から、国際看護師協会(本部:ジュネーブ)は、この日を「国際看護師の日」に定めています。
(公益社団法人 日本看護協会ホームページ 参考)
看護師、ケアワーカーを対象とした病院見学会を開催いたします。
回復期看護、介護に関心のある方、未経験の方、病院見学からでも大歓迎です!
回復期看護や介護にご関心をお持ちの方、またはこれらの分野でのご経験がない方も、
病院見学を通じて私たちの温かい職場環境をぜひご覧ください。
また、上記の日程以外にも病院見学は随時受け付けておりますので、ご希望の日時があればお気軽にお問い合わせください。
ケアワーカーの皆様向けの職場体験も随時実施しております。
実際の職場での体験を通して、当院での働き方を深く理解していただける絶好の機会です。
ケアワーカー対象の職場体験はいつでも行っていますので、ご興味のある方は、ぜひご連絡ください!
皆様のご参加を心よりお待ちしております。お問い合わせ・ご応募は看護部長室までどうぞ。
※見学会の詳細は添付のチラシをご覧ください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
【電話番号】083-232-5811(代表)
看護部長室 綾部
この度、12月12日、26日に、関連病院の感染管理認定看護師をお招きして「新型コロナウイルス感染症5類移行後の感染対策について」の研修が行われました。
コロナウイルス発症時、物品の設置や病室への入退室時や転室時等戸惑うことが多々ありました。
今回研修を受け、5/8以降はケアレベルに応じた物品の使い分けの重要性や、必要な物品が何かを理解し設置することを再認識しました。
また廃棄時には感染性廃棄物の判断フローを、バイオハザードマークでは表示の意味を理解することで、対応状況による廃棄BOXの使い分けや、使い分けによるコスト削減につながると考えます。
今回の研修を受け、一人一人が感染対策を理解し、実践していくことが大切だと考えました。
感染委員メンバーとしてスタッフへ指導、教育を行っていきたいと思います。
看護師 井上智子
新小文字病院で皮膚・排泄ケア認定看護師をされている大谷純子 様より、「フットケア」の実技を交えた講義をしていただきました。
足のトラブルである「靴ずれ・傷・たこ・魚の目」などは、神経障害のため患者さん自身が気付きにくく、治りにくい、さらに感染しやすいことから悪化に繋がり、靴の選び方や中敷きのサイズ、歩き方や正しい姿勢での歩行という項目の全てがフットケアに関連していることを学びました。
また、糖尿病性足潰瘍、動脈性・静脈性下肢潰瘍についての原因や処置方法、疼痛緩和についての講義を受講し、足浴と爪切り、弾性包帯の巻き方を実践し、正しい方法を学ぶことができました。
正しく行うことが出来なければ、患者さんに痛い思いや辛い思いをさせてしまいます。
入院生活を少しでも穏やかに過ごしていただき、治療やリハビリを積極的に受けていただけるように、今回学んだことをスタッフ間で認識の共有ができるよう、そして、全員でよりよい看護ケアが提供できるようにこれからも関わっていきたい、と改めて考えさせられる講義でした。
看護部 看護師 副主任 小笠原里砂
福岡和白病院で慢性心不全看護認定看護師をされている寺戸勇介 様より、「心不全における療養指導について」講義をしていただきました。
講義では、実際に入退院を繰り返している患者さんの事例をもとにディスカッションを行いました。
心不全の患者さんの抑うつ合併症は10~60%であり、うつ自体が心不全の予後に影響を及ぼすこと、食事については、塩分の「制限」ではなく、減塩の「工夫」を行うことが大切であることを学びました。
さらに、患者様の生活スタイルや家族関係など、まずは情報収集をし、スタッフ間で共有する必要があり、収集した患者様情報から看護上の問題を導き出し、個別指導へと繋げ、心不全増悪をできるだけ防ぎ、入退院を繰り返させない看護ができるということを学びました。
看護部 看護師 副主任 小笠原里砂
12月5日から3日間、関連病院回復期の活動を理解し自院の発展に貢献すること、関東と九州の人的交流を行うことを目的とした研修が行われました。
原宿リハビリテーション病院・江東リハビリテーション病院・五反田リハビリテーション病院・蒲田リハビリテーション病院・赤羽リハビリテーション病院・小金井リハビリテーション病院より一名ずつ計6名の看護主任・副主任が来院し、当院の活動の見学、自病院との比較検討会を行いました。
初日は歴史ある下関リハビリテーション病院の紹介等を行い、夜はスペイン料理店で交流会を楽しみました。
2・3日目は、カンファレンス・多職種協働・身体抑制解除・業務効率化・退院支援・機能評価等具体的な内容の見学・意見交換を行いました。
当院の朝ラウンドや回診・面談では、医師が指揮をとり多職種で取り組む場面をみて、患者様に安心感を与え、本当の意味での多職種協働であると絶賛していただきました。
また、ケアワーカーの働き(勉強会・介護研究・入院時の看護師との協同・積極的に取り組む姿勢・FIM・介護記録等)をみて称賛されていました。
この交流で、当院は関東のリハビリを支えているリハビリスタッフの発祥の病院であり、連携室をはじめ多部署がうまく連携して患者様を支えることができていることを改めて実感できる良い研修になりました。
ご準備頂いた皆様に感謝申し上げます。
3階病棟 看護師 主任 本間宏美